ケイ素とは？
ケイ素（珪素）とは、地殻に最も多く含まれるミネラル。
臓器や骨、皮膚や被毛に至るまであらゆる細胞の材料。生物を構成する重要な物質。

ケイ素は全身の細胞の材料となり、栄養素の運搬にも大きく関わります。
不足する事で、骨、皮膚、臓器、爪、歯、血管、あらゆる組織に影響があると言われています。
また、ケイ素は非常に強い「抗酸化力」があり、不足すると活性酸素による害に対応できなくなる可能性があります。

ケイ素の重要性
1. 栄養のまとめ役・運搬役
カルシウム、マグネシウム、鉄など大切なミネラルの働きをサポートし、からだの隅々まできちんと行き渡るように整えます。
栄養をただ摂るだけでなく、しっかり活かせる身体環境をつくります。

2. 栄養の情報伝達役
珪素は体内で「見えない司令塔」のように働きます。
カルシウムやマグネシウムなどの栄養素をつなぎ合わせ、バランスを整えたり、細胞間での栄養や代謝のシグナルをサポートし、全身の調和をとります。

3. 排毒サポート
水溶性ケイ素は マイナスに帯電 しているため、プラスに帯電した有害物質を引き寄せ、道連れに体外へ排出する働きが期待できます。

4. 抗酸化力
釘も錆びさせない強力な抗酸化力は活性酸素の働きを抑えたり細胞の老化を防ぐサポートしてくれます。

ケイ素の役割
ケイ素は「摂取した生き物が必要としている部分」にもっとも強く作用します。
骨・関節：強さとしなやかさをサポート
皮膚・毛並み・爪・歯：ハリやツヤの維持に
血管・心臓：しなやかさを保ち、循環をスムーズに
脳・神経：情報伝達のサポート
肝臓・腎臓：デトックスを助け、代謝をサポート
免疫システム：体を守る力を底上げ

弱っているところに優先して働きかけるため、からだ全体の調和を取り戻すサポートが期待できます。

なぜ愛犬愛猫にもケイ素が必要なのか
栄養素は本来、食事を通して取り入れるもの。
ケイ素も、土壌から吸い上げた野菜や海藻、それらを食べて育った動物や魚、さらに天然水などから体内に入ります。

そのため、現代の愛犬・愛猫の食生活では、本来食事から得られるはずのケイ素を十分に摂りにくい状況になっていることが多いと考えられます。

ケイ素を摂ると
・活性酸素のコントロール
ケイ素は非常に強い抗酸化力を持ち、体内で増えすぎた活性酸素を安定させ、からだを守るサポートをします。
・ミトコンドリアを守る
細胞のエネルギー工場であるミトコンドリアを支え、健やかなエネルギー産出をバックアップします。
・脂肪や不要物のスッキリサポート
高い浸透力と乳化作用で、血管や細胞まわりに溜まりやすい余分なものをスムーズに流すお手伝いをします。
・栄養をすみずみまで届ける
全身の99％を占める毛細血管をサポートし、必要な場所に栄養が行き届きやすい環境を整えます。
・コラーゲンを守る
コラーゲンの“糖化”を抑え、しなやかでハリのある体づくりに貢献します。
・デトックスサポート
マイナスに帯電したケイ素がイオンバランスを整え、体内の不要物や余分な水分を排出するサポートをします。

Q＆A
Q：常用している薬と一緒に飲んで大丈夫？
A：水溶性ケイ素は、現在までに医薬品との併用で問題が起きた例はありません。急性経口毒性試験、遺伝毒性試験などもクリアしています。
ただし、念のためかかりつけの医師に相談して頂くのも重要です。

Q：摂りすぎても大丈夫？
A：水溶性ケイ素は体内動態が分かっており、2時間前後体内で働いた後体内にとどまることなく排出されます。
現在までケイ素摂取による健康被害は報告されていません。

Q：溶性ケイ素濃縮液にニオイや味はあるの？
A：ミネラル豊富な硬水のような風味はあります。
ニガリのようだと仰る方もいますが気になるような匂いや味はありません。
わんちゃんねこちゃんはこの風味を美味しいと感じるようで、一般的には嗜好性が上がりよく飲む傾向にあります。

Q：1日にどのくらい摂ればいい？
A：はっきりとした目安はありませんが、ケイ素は成人で1日あたり10㎎～40㎎消費していると言われています。
わんちゃんねこちゃんには1日当たり水200ccに対してUMO10～30滴を複数回に分けて与えてください。